骨粗鬆症とは、骨のカルシウム量(骨量)が減少することにより、骨がスカスカになって、骨がもろくなり、骨折や転倒などの外傷による骨折のリスクが高まる状態を指します。
症状が現れるまでには長い期間がかかるため、初期段階では自覚症状がありませんが、日常生活程度での負荷でも骨折を起こすリスクが高まります。
骨折による痛みは、日常生活の質を著しく低下させます。また、転倒による大腿骨骨折は寝たきりの原因となります。
女性に多く、特に更年期後に発症しやすく、男性や若年層でも発症することがあります。
主な原因として、年齢や遺伝的な要因、女性ホルモンの減少、不適切な栄養状態、運動不足、喫煙や過剰なアルコール摂取などがあげられます。
骨粗鬆症は、骨折のリスクを高めることから、早期発見・早期治療が重要です。
骨密度は、骨粗鬆症を判定するための代表的な指標です。
女性の方は40歳を超えたら、男性の方は50歳を超えたら1年に1回は骨密度の検査を行い、自身の骨密度を把握しておくことが重要と考えます。

時間もかからず、簡単に検査できますので、興味のある方は、ご相談して下さい。