がんの術後フォロー

がんの術後フォローとは

27年以上外科医として、多くの患者様のがんの診断・手術・抗がん剤治療に携わり、大腸がん・胃がん・乳がん・食道がん・胆のうがん・胆管がん・肝臓がん・すい臓がん・小腸がん・腎臓がん・肺がん(転移性)などの手術をしてきました。

外科医は、手術だけをしているように見えますが、手術はその日限りで、外科医の仕事の大半は術前術後の全身管理に尽きると言えます。他にも、術前術後の抗がん剤治療、末期がんに対する痛みの治療や症状を和らげるための緩和治療などもします。また、外来では体調に合わせた投薬管理も必要です。

手術により切除された各臓器の機能低下が認められたり、術前術後に化学療法で免疫力が落ちていたり、がんの進行で全身状態が悪化しているなど特殊な状況下での全身管理は個々に合わせた治療が必要です。

今までの外科医としての知識と経験、そして大学病院や大学関連病院で働いてきた経験を生かし、患者様の悩みや不安を一緒に解決したいと思っております。

手術や放射線などの治療が可能な医療機関としっかり連携もさせていただきます。

がんの治療方針や化学療法中の気になること、術後の気になること、その他こんなことでクリニックへ行っても良いものか迷うことでも気兼ねなくご相談下さい。

がんの術後フォローの
特徴

  • がんの術後フォローとして、連携病院と協力して大きな検査は病院で、日常診療と血液検査は当院で行うこともできます。
  • がんの進行による痛みに対する治療や、摂食障害などに対して点滴などで治療します。
  • 化学療法、放射線療法で吐き気、食欲不振、しびれなど様々な副作用が起きることがあります。それぞれの症状を抑える治療をします。
  • 医院に来院することが困難な方には在宅診療も提供しています。