子宮頸がんは、若い女性に多く見られるがんで、年間2,900人もの方がなくなっています。
20歳から39歳までの女性の若年層で、乳がんに次いで2番目に多いがんです。
子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。
HPVは性交渉によって感染し、ほとんどの女性が生涯に一度は感染すると言われています。感染しても多くの場合はウイルスが自然に消滅しますが、一部でウイルスが体に残り続けるとがんになることがあります。
がんは生死にかかわる病気であり、予防や早期発見・治療がとても重要です。
初回の性交渉の前までに接種することで高い予防効果が期待できます。16歳頃までの接種が特に効果が高いとされていますが、それ以上の年齢でも一定の効果が期待できます。
HPV感染は、ワクチン接種で防ぐことができ、それにより子宮頸がんの50~70%を防ぐことができます。WHOも接種を推奨しています。
ワクチンは3種類(シルガード・ガーダシル・サーバリックス)あります。
当医院は、多くの型のHPV感染を防ぐ効果がある「シルガード」を推奨しております。
詳しくは、ご相談ください。
| シルガード (9価) |
28,600円×3回 |
|---|---|
| ガーダシル (4価) |
16,500円×3回 |
| サーバリックス (2価) |
16,500円×3回 |
・東大阪市民で、小学校6年生~高校1年生年齢相当
(平成21年4月2日~平成26年4月1日生まれの女子)
・HPVワクチンキャッチアップ接種経過措置
東大阪市民で、平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性のうち、令和4年4月1日~令和7年3月31日の間に1回以上接種済の方
| シルガード (9価) |
無料×3回 ※14歳までは2回 |
|---|---|
| ガーダシル (4価) |
無料×3回 ※14歳までは2回 |
| サーバリックス (2価) |
無料×3回 ※14歳までは2回 |