インフルエンザ

インフルエンザワクチン

インフルエンザは、「ただの風邪」とは違い、肺炎・脳症・心不全などを引き起こすことがあります。
特に高齢者や糖尿病・呼吸疾患を持つ方では、命に関わる危険もあります。
ワクチンを接種すればインフルエンザに絶対かからないというものではありませんが、「かかりにくくする」、「発症後の重症化を防ぐ」という2つの効果があります。
接種後、体がワクチンに反応し、効果が出るまで約2週間
抗体の量が多くなり、予防効果のピークは接種後からおよそ1か月後
その後効果が続きます
が、時間の経過とともに抗体の量は徐々に減っていきます。持続期間5カ月です。
日本では、例年12月から3月に流行のピークを迎えます。そのため、 10月~12月上旬の接種がベストとされています。

「フルミスト」について

インフルエンザの予防を目的とした生ワクチンです。
アメリカでは長年使用されており、安全性・有効性共に多くのデータが蓄積されています。日本国内でも2023年に承認され、2024年から医療機関で導入が進んでいます。
注射ではなく鼻から投与するワクチンです。 対象は2歳~18歳までです。

痛くない!

注射ではなく鼻にスプレーするだけで済みます。
針を使わないため、小さいお子さんに適しています。
0.1㎖のごく少量のワクチン液を両方の鼻にシュッと噴射します。

1回の接種でOK!

注射型のワクチンは、13歳未満のお子さんに2回接種が必要ですが、フルミストは1回接種で予防効果が得られます。

効果が持続!

接種後2週間ほどで効果が現れ、その効果は約1年(1シーズン)持続すると言われています。

※重い喘息のある方・重度の卵アレルギーやゼラチンアレルギーのある方は接種できません。
医師にご相談下さい。

任意接種 (自費での接種)

HAワクチン

2,900円×1回
2,500円×2回(3歳~12歳まで)
※2週間以上の期間を開けて2回目接種必要

フルミスト〈点鼻薬〉

7,500円×1回(2歳~18歳まで)

定期接種 (東大阪の助成あり)

・東大阪市民で、65歳以上の方
・東大阪市民で、60歳以上64歳以下で、身体障害者手帳1級(心臓・腎臓・呼吸器又は、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害による)を有する方、又はこれに準ずる方
(肢体不自由等により身体障害者手帳の交付を受けている方は対象外)

HAワクチン

1,000円×1回