風疹

風しんワクチン

風しんは、風疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、発熱やリンパ節の腫れ、全身に桃色の小さな発疹が現れることが特徴で、1週間ほどで自然に治ることがおおいです。
麻疹(はしか)と比べると症状が軽いことから「三日はしか」とも呼ばれます。
しかし、大人が感染した場合は、子供より症状が重くなります。
注意することは、妊娠20週までの女性が感染することです。
妊娠20週までの女性が風疹ウイルスに感染すると、胎児に先天性風疹症候群(CRS)を引き起こす可能性があります。CRSの赤ちゃんは、難聴・白内障・心臓の病気などの先天的な障害を持って生まれることがあります。特に妊娠初期(妊娠1ヶ月頃)に感染した場合、CRSのリスクが最も高いとされています。
東大阪市では、妊娠を希望されている女性や配偶者(パートナー)などに公費での助成がありますので、詳しくはご相談ください。風疹抗体検査を受け、抗体価が低い場合はワクチン接種となります。
風しんワクチンには、風疹単独ワクチンと麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)の2種類あります。

任意接種 (自費での接種)

風疹 抗体検査(EIA法)

3,300円

麻疹・風疹混合ワクチン

9,800円×1回

風しんワクチン

6,000円×1回

定期接種 (東大阪の助成あり)

令和7年4月1日~令和8年3月31日までの期間

東大阪市在住の方で
①妊娠を希望する女性(19歳以上49歳以下)
②①と同居する配偶者(19歳以上)
③風疹抗体値が低い妊婦と同居する配偶者又はパートナー(19歳以上)
④①と同居する風しん第2期の対象年齢を過ぎた者
⑤風しん抗体値が低い妊婦と同居する風しん第2期の対象年齢を過ぎた者
風しん抗体検査の結果「EIA法8.0未満」の場合予防接種対象となります。
その後、風しんワクチン接種の自己負担1,000円で接種できます。

抗体検査(EIA法)

無料

麻疹・風疹混合ワクチン

1,000円×1回